社会人の勉強が続かないときは|忙しい週にも戻れる学び方
社会人の勉強は、予定が崩れることも含めて組む
仕事が延びる、家事が増える、帰宅すると疲れている。社会人の勉強が続かないとき、時間や体力の不足を無視して計画を立て直しても、同じところで無理が出ます。
まず「毎日欠かさず」から、「今週、何を一つできるようにするか」へ、計画の単位を変えてみてください。この記事では、仕事で説明する力を学び直す場面を例にします。時間の配分はdokkaiによる例で、必要な学習量は目的や経験によって異なります。
学ぶ範囲を、今週使う場面から決める
「伝え方の本を読み切る」ではなく、「金曜の会議で、提案の理由を二つに整理して話す」と決めます。そのために必要な節や例だけを、今週の範囲にします。
一方、資格試験など出題範囲が決まっている学習では、必要な範囲を省けません。試験日から全体量を確認したうえで、その週に進める部分を分けます。仕事への応用と試験対策を同じ計画にしないことが大切です。
忙しい週の、三回に分けた学習例
- 一回目・10分:該当する説明を読み、自分の提案に使える点を一つメモする。
- 二回目・5分:教材を閉じ、覚えている内容を話す。曖昧な点だけ教材に戻る。
- 三回目・15分:実際の提案を短く書き、理由と結論のつながりを確かめる。
ノースカロライナ大学の学習支援ガイドは、学習を複数の短い機会に分けることや、使える時間に合わせて現実的な作業量を決めることを紹介しています。上の時間配分はその資料の指定ではなく、始め方の一例です。
まとまった時間が必要な実習や演習なら、そのための枠を別に確保します。すべてを隙間時間で終えようとする必要はありません。
できなかった日は、翌日に倍の量を足さない
一回抜けたら、残っている時間と作業量を見直します。今回の例なら、教材をさらに読む代わりに、すでに書いた提案と教材の例を比べるところから再開してもよいでしょう。
終わるときに、次の三行を残しておきます。
- 今日できたこと:理由を二つ書いた。
- まだ曖昧なこと:二つの理由が同じ話の言い換えになっていないか。
- 次にすること:教材の例と比べ、二つの理由を一文ずつ説明する。
再開メモの目的は、学習の記録を増やすことではありません。次に何をすればよいか、すぐ分かる状態にしておくことです。
時間を作っても進まないなら、分からない箇所を確かめる
教材を何度開いても同じところで閉じるなら、時間以外にも止まる理由があるかもしれません。「言葉の意味」「説明のつながり」「自分の場面への使い方」のどこが曖昧か、書き分けてみます。
用語なら定義や基礎の解説に戻る。練習問題なら解答だけでなく途中の理由を比べる。自分の例に合うか判断できないなら、その分野を理解している相手に確認を頼む。このように、止まった場所に合わせて次の手段を選びます。
勉強が続かないときの切り分けと対処法では、短い練習例を紹介しています。教わる時間は、説明を聞くだけで終わらせない
たとえば「理由を二つ書きましたが、違いを説明できません。別の例で違いを教えてもらえますか」と伝えます。説明を聞いたら、自分の仕事の例に戻し、自分の言葉で説明して確かめます。業務の例を人に見せるときは、固有名詞や非公開情報を外しましょう。
dokkaiは、本を共通の教材に、具体例や対話で理解を確かめる少人数オンライン講座の場です。教材を読んだ後に解釈を確かめたいとき、口頭で教わる学び方を選べます。
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