勉強が続かないときの対処法|止まる理由と再開のしかた
勉強が続かないとき、まず止まった場面を見つける
勉強が続かない原因は、一つとは限りません。時間を取れなかった日と、机に向かったのに内容が分からず閉じた日では、必要な対処が違います。
直近で止まった一回を思い出し、次のどれに近いか選んでください。複数あっても構いません。
- 始める時間がなかった → 今週できる量に減らす。
- 疲れて取りかかれなかった → 時間帯を変えるか、その日は休む。
- 何から始めるか決められなかった → 次にする作業を一つだけ書く。
- 読んでも分からず、進まなくなった → 説明できない箇所を見つけ、戻る範囲を絞る。
「毎日続ける」と決め直す前に、止まった理由に合う小さな変更を試しましょう。
時間がない日は、終える作業を小さくする
「一章読む」では大きすぎるなら、「一つの用語を説明する」「例題を一問だけ解く」に変えます。何分できたかだけでなく、何を終えたかを残すと、再開する場所が決まります。
たとえば、次に開くページに「この例で、なぜ先に条件を確認するのかを一文で書く」とメモしておく。翌日は、勉強の計画を立て直すところから始めずに済みます。これは試し方の一例で、決まった時間や量が全員に合うわけではありません。
仕事や家事で予定が変わりやすい場合は、社会人の勉強を忙しい週にも続ける工夫で、週単位の組み方を紹介しています。
分からなくて止まるなら、読み直す前に説明してみる
本文を見ながら納得することと、自分で説明できることは、同じではありません。短い範囲を読んだらいったん閉じ、次の三つを言葉にしてみてください。
- 何について説明しているか。
- どういう条件のときに使うか。
- 自分で挙げるなら、どんな例になるか。
言えなかった箇所があれば、そこに戻って本文や解説と照合します。答えや判定基準がある練習は、一人でも確かめられます。説明できたことだけで正解と決めず、根拠との照合まで行うのが大切です。
米国ノースカロライナ大学の学習支援ガイドも、自分の言葉で声に出して説明したり、具体例を作ったりする学び方を紹介しています。以下の例は、その資料の転載ではなくdokkaiが作った練習例です。
「分かったつもり」を確かめる、短い練習例
文章の書き方を学んでいて、「要点を先に伝える」と読んだとします。そこで「結論だけ短く書けばよい」と理解したら、根拠や必要な条件を落としていないか確かめます。
自分の例:「打ち合わせを30分遅らせたいです」とだけ書く。
確かめたい点:「変更の理由や相手への影響も必要なのか。短くすることと、説明を省くことはどう違うのか」。
教材の説明や例文に戻り、両者の違いを確認します。比べても判断できないなら、その違いを説明できる相手に、理由を含めて教えてもらう段階です。
人に教わるときは、止まった箇所を渡す
「全部分かりません」だけでなく、「ここまではこう理解したが、この二つの違いが分からない」と伝えると、説明してほしい範囲が具体的になります。
口頭で例を聞き、自分の理解しやすい言い方に直してもらった後は、別の例を自分から説明してみます。聞いて納得したままで終わらず、解釈のずれを確かめるためです。
独学で進める範囲と、人に確認を頼む目安、教えてもらう方法の選び方も参考にしてください。dokkaiで目指す学び方
dokkaiは、一冊の本を共通の教材に、講師の説明や具体例を聞き、自分の言葉で理解を確かめる少人数オンライン講座の場です。学びたい内容が本にあるとき、分からない箇所を人とほどく選択肢になります。
講座希望の登録は無料です。開講時に通知が届き、日程や料金などを確認して参加を決めます。登録だけで講師や開講が確約されるものではありません。
講座を希望する本を登録する 募集中の講座を見る