『ジョブ理論』のフレームワークを実務で使う——顧客の「用事」の見つけ方
『ジョブ理論』のフレームワークが、実務でうまく使えない理由
クレイトン・クリステンセンの『ジョブ理論』は、顧客が製品を「雇う」理由=片づけたい用事(ジョブ)に注目する考え方です。しかし「理屈は分かったが、自社の顧客のジョブが特定できない」という壁にぶつかる人は多くいます。
これは、フレームワークを自社の顧客に翻訳する過程が本だけでは埋まりにくいことが原因です。
顧客が片づけたい用事を見つける3つの問い
1. 顧客はどんな状況でその製品を手に取るか
ジョブは常に「状況」とセットです。いつ・どこで・何をしようとしていたかを具体的に書き出します。
2. 顧客は何を「進歩」と感じているか
顧客は機能ではなく「前に進んだ感覚」を求めています。機能の裏にある進歩を言葉にします。
3. どんな不安や惰性が採用を妨げているか
新しい選択を妨げる要因を把握すると、採用のハードルが見えてきます。
フレームワークを製品開発に活かす3手順
1. ジョブを一文で書く:「〜という状況で、〜したい」
2. 代替手段を、同じジョブを片づける選択肢として広く捉える:同じカテゴリだけを見ない
3. 自社が提供できる進歩を、ジョブ起点で言い直す
この順で、機能起点から顧客起点へ発想が切り替わります。
「読んだ」で終わらせず、自社のケースに落とし込む
ジョブ理論は、自社の顧客に当てはめて初めて力を発揮します。dokkai では、その本を深く読んだ人と少人数オンラインで一冊を読み解き、あなたの製品や顧客の文脈に合わせて考えるところまで一緒に進めます。
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