ロジカル・シンキングを報告書に活かす方法
ロジカル・シンキングを知っていても報告書が書けない
MECE、ピラミッドストラクチャー、So What? / Why So?——ロジカル・シンキングの基本概念は広く知られています。しかし「概念は知っているのに、いざ報告書を書くとまとまらない」という人は少なくありません。
その原因は、知識の問題ではなく「使い方」の問題にあります。
なぜ報告書がまとまらないのか
#### 原因1:ゴールが曖昧なまま書き始める
多くの人は「調べたことを整理しよう」と考えて報告書を書き始めます。しかしこれでは、読み手にとって「で、何が言いたいの?」という報告書になりがちです。
ロジカル・シンキングの出発点は「何を伝えたいか」を決めることです。結論を先に決め、それを支える根拠を並べる——これがピラミッドストラクチャーの本質です。
#### 原因2:MECEにこだわりすぎる
MECEに分解しようとして、分解すること自体が目的になってしまうケースがあります。完璧な分類にこだわるあまり、本質的なメッセージが埋もれてしまうのです。
MECEは手段であって目的ではありません。「相手に伝わるか」を常に判断基準にしてください。
#### 原因3:So What? が弱い
事実を並べただけで「だから何?」に答えていない報告書は、読み手に行動を促せません。データや分析結果から、必ず「つまりこういうことだ」という解釈を加えてください。
報告書を改善する3つのポイント
1. 結論から書く:最初の1文で「何を提案するか」を明確にする
2. 根拠は3つまで:支える理由が多すぎると逆に説得力が下がる
3. 各段落にSo What?を入れる:事実の後には必ず解釈を添える
実践で身につける
論理的な文章力は、添削とフィードバックで最も効率よく伸びます。書籍での知識習得だけでは、自分の論理の穴には気づきにくいものです。実務への応用には、第三者の視点が欠かせません。
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